築地場外市場で発生した火災は伝導過熱が原因か?

先日、築地場外市場で発生した火災の原因ですが、

熱が木造の壁に伝わる伝導過熱ではないかと言われていますね。

今回火災が発生した築地場外市場は、豊洲移転問題で話題になっている

場内と呼ばれる築地市場の周りに位置しています。

火災が発生した場所は、あの超有名な「井上」というラーメン店です。

築地によく行く人なら、おそらく、多くの人が知っているラーメン店で、

いつも行列ができるぐらい人気のあります。

確かここのラーメン店は、午後1時半にはお店が閉まります。

築地で働いている人も利用されているみたいなので、

早朝に営業してお昼過ぎには営業が終わるのかもしれませんね。

しかし、ここで疑問が一つあります。

なぜ、誰も人がいない時間帯に火災が発生したんでしょうか。

どうやら、店員は午後4時頃には店を閉めて帰ったみたいで、

店内で誰かが火を使うことはなかったと見られます。

そんな疑問が残る中、熱が木造の壁に伝わる伝導過熱が、

今回の築地場外市場で発生した火災の原因ではないかと噂されています。

あくまで仮説ではありますが、こちらのラーメン店はかなり古く、

木造の店舗だったことが予想できます。

一般的に調理場のコンロの周りはステンレス板で覆われていますが、

温度が上がりすぎると、ステンレス板を伝わって木造の壁も加熱されます。

このような状態を伝導過熱と言います。

長時間加熱され続けて温度が上昇した木材は、

水分が蒸発してカラカラに乾燥し、最終的に発火してしまうのです。

一般の家庭のように短時間のコンロの使用ならまだいいですが、

ラーメン店などの飲食店では営業中ずっとコンロを使用しているので、

伝導過熱が起こりやすいのだろうと思います。

きっと、店員が店を出る直前まで火を使っていたのかもしれませんね。

伝導過熱による火災は、200度ほどの低温でも発火するので、

仕込みや開店から店員が店を出る直前まで使用したコンロ周りは、

十分にそれぐらいの温度はあったと推測できます。

今後は、コンロと壁の間を離すとか、壁を耐火性の高い材質に変えるとか、

何かしら対策を考えて、火災予防に努めてもらいたいですね。