ようやく稲田防衛大臣が辞任を表明しましたが、
これで、問題が全て解決したわけではありません。
自衛隊の日報問題で隠蔽に関与している疑いがあり、
稲田防衛大臣は辞任に追い込まれたわけですが、
なんか、今回の突然の辞任は逃げたようにしか見えませんよね。
と言うか、自民党が隠蔽疑惑を隠そうとしているんじゃないでしょうか。
だって、来週にも閉会中審査が開かれる予定なのに、
その前に急に稲田防衛大臣が辞任するなんておかしいと思いませんか?
なぜか、直前に黒江哲郎事務次官と岡部俊哉陸上幕僚長が辞めましたが、
防衛省と陸上自衛隊のトップ2人を辞めさせたことで、
防衛大臣が辞めないわけにはいかない状況を作ったんだと思います。
そして、稲田防衛大臣を辞任させて閉会中審査に出席させないで、
そのまま幕引きを図ろうという寸法なんでしょう。
噂では、参考人として閉会中審査には出席すると言われていますが、
出席しなかったら余計に国民の反発を買うことになります。
そんなことをしたら、安倍内閣の支持率低迷に
さらに追い打ちをかけるのは間違いないでしょう。
それにしても、安倍首相はよくもまあこんなダメ防衛大臣を
ここまで辞任させずに引っ張ったものです。
普通ならこんなダメ防衛大臣とっくに辞任しているはずです。
だって、国会答弁ではつまづいてばかりでしたからね。
先日の衆院予算委員会では、共産党議員からの質問に対して、
関係ないことを長いことしゃべり続けて、
委員長に「答弁が長い」と注意されていました。
そう言えば、答弁中に泣いちゃったこともありましたよね。
元々防衛大臣としての資質は全くなかったんでしょう。
とにかく、稲田元防衛大臣は、閉会中審査に参考人として出席し、
隠蔽疑惑についてきちんと説明するべきだと思います。
北朝鮮がミサイルをいつ発射するかわからない時に、
防衛大臣の辞任なんて本当に勘弁してほしいです。