サトノクラウンがキタサンブラックを倒して宝塚記念を初制覇

海外のGⅠレースを勝った勢いは、やっぱり本物でしたね。

競馬の前半戦を締めくくる春のグランプリ宝塚記念は、

ミルコ・デムーロ騎手騎乗の3番人気サトノクラウンが、

武豊騎手騎乗の1番人気のキタサンブラックを倒して初制覇。

レースが始まる前までは、現役最強馬で大阪杯、天皇賞・春と

GⅠ連勝中のキタサンブラックが負けるとは思ってもいませんでした。

だって、本当なら今回の宝塚記念を快勝して、

今年の最大目標だったフランス凱旋門賞に挑戦するはずだったからです。

この日も単勝1番人気に支持され、近走の内容も強い勝ち方なので、

おそらく、競馬ファンの大半が勝つだろうと思っていたはずです。

ほとんど死角らしい死角が見当たりませんでしたからね。

ただ、あえて死角を探すとすれば、雨による馬場の悪化でした。

事前の予想では、馬場が悪くなると少し心配と言われていたので、

気にしてはいましたが、その心配が現実になってしまったんです。

一方、週末の雨予報を大歓迎していたのがサトノクラウン陣営です。

サトノクラウンは、馬場が悪化した道悪が大得意の馬で、

雨が降れば、一発あるかもと思っていました。

昨年末には、香港のGⅠレース・香港ヴァーズにおいて、

昨年の凱旋門賞2着馬を破って優勝したくらいの馬なので、

実力的には、十分に勝てるだけのものを持っていたからです。

そして、実際のレース本番では、その実力を遺憾なく発揮し、

着差以上の強い勝ち方で国内GⅠレース初制覇を果たしました。

それにしても、キタサンブラックはどうしちゃったんでしょうか。

9着に沈みましたが、ここまで大敗したのは2年ぶりぐらいです。

レース中にどこかケガをしたということではなかったみたいなので、

すばらく休んでまた秋に元気な姿を見せてもらいたいです。

でも、残念なのは、キタサンブラックが今年の秋に予定していた

フランス凱旋門賞への挑戦を断念したことです。

宝塚記念のレース後に開かれた記者会見で、

北島三郎オーナーが、秋は国内に専念させると発表されました。

まあ、凱旋門賞制覇の夢は、サトノダイヤモンドに託すとして、

キタサンブラックには、また秋に国内での活躍を期待しましょう。