今日は、各地でいろんな節分のイベントが行われています。
子供の頃は、豆まきが楽しかったけど、大人になるに連れて、
やっぱり恵方巻きを食べる方が楽しみになってきましたね。
でも、なんで節分の日には、豆まきをしたり、
恵方巻きを食べたりするんでしょうか。
今まであまり意識することなく何となくやってきたことだけど、
今回ちょっと調べてみることにしました。
今年2017年の節分の日は、2月3日(金)となっていますが、
そもそも節分って何ぞやと思いませんか?
“節分”とはその名の通り季節の分かれ目のことです。
1年の季節の分かれ目には、立春・立夏・立秋・立冬の4つあり、
これらの分かれ目の前日のことを節分と言います。
昔は、1月1日(元旦)が立春とされていたようで、
新年を無事に迎えられるように厄払いの儀式をしていたそうです。
その元旦の厄払いの儀式の名残が今の節分なんだとか。
豆まきは、「鬼は外!福は内!」と言って鬼に豆をぶつけますが、
これは、邪気を追い払って1年の無病息災を願うため。
よくテレビで昼間に豆まきをするシーンを見かけますが、
実は、昼間に行うのは、間違いって知っていましたか?
鬼というものは、昼ではなく夜になると現れるらしいので、
豆まきは、夜に行うのが正しいんです。
だから、お父さんが仕事から帰ってきてから鬼役をやってもらって、
夜に家族みんなで豆まきをやるのがちょうど良いですね。
そう言えば、小さい頃はどこの家も夜豆まきをしていたように思います。
遠い記憶ですが、夜になると近所から
「鬼は~外。福は~内。」と聞こえてきました。
あと、年の数だけ豆を食べると良いと言われていますが、
毎年真面目にきちんとやっている人は本当にいるんでしょうか。
だって、おじいちゃんやおばあちゃんになったら、
80粒とか90粒とか食べることになるじゃないですか。
たぶん、私だったら年の数も食べるなんて無理ですね。
喉をつまらせる事件だって起きているくらいですから、
高齢者の方は絶対に止めた方が良いと思います。
食べたい分だけ食べれば良いんじゃないでしょうか。
あと、節分と言えば、恵方巻きですよね。
その年の恵方を向いて食べ終わるまで黙って食べ続ける風習は、
関西地方が発祥ということがわかっています。
2017年の方角は、確か北北西だそうです。
恵方巻きは、福を巻き込んで、その福を切らずにかぶりつくことが、
縁起の良いものだということで行われるようになったとか。
この恵方巻きも昼に食べるのではなく、夜に食べるものらしいです。
でも、黙って食べろと言われても途中で絶対に笑いそうになって、
結局、毎年最後まで一気に食べれないんですよね。
おそらく、誰もが経験がある恵方巻きあるあるじゃないでしょうか。