長寿番組である「世界ふしぎ発見」で30年以上もミスターハンターとして活躍されている竹内海南江さんが林修の初耳学に出演。
その際に、「世界ふしぎ発見」の裏話を話されていたんですが、過酷な状況でやっとその場所に辿り着いても、世界ふしぎ発見のテーマや話の内容が合わないと撮影しなっかたり、撮影してもカットされて本番では使用されないことが良くあるんだそうです。
また、「牡蠣でした。」と言うたった一言の正解を言うだけの為に片道5時間もかけたりすると言う話をされていました。そこで、林修の初耳学に出演されたとき、竹内さんが体験した裏不思議発見を紹介!
■世界一不思議な海!
オーストラリアの南部タスマニア島にあるバサースト湾。水深5mの浅瀬の海には深海生物がたくさんいたんだそうです。
その理由ですが、バサースト湾は赤く濁っている海なんだそうです。実は赤い水は光を通さないそうです。(赤色は青い光も吸収する為、光が届かないので暗くなる。)その為、浅瀬でも昼間潜ってみると深海と同じくらいの暗さなんだそうです。
普通は水深500mに生息するアオリイカやテヅルモヅルなどの深海生物や新種の生物が生息しているんだそうです。
なぜバサースト湾は赤いのか?
バサースト湾の上流には、紅茶はワインに多く含まれるポリフェノールの一種タンニンを含んでいる植物が多く、このタンニンが川を経てバサースト湾に流れているそうです。そのためにバサースト湾の上層部が赤くなっているそうです。
■世界一不思議な壁画
アルジェリア南東部の世界最大の砂漠サハラのタッシリ・ナジェール山脈には世界一大規模な壁画があるそうです。
竹内さんの話では、その壁画にたどり着くまでが本当に大変だったそうです。そこに行くには車ではいけないので、ロバに機材や食糧・水などの荷物を積み、道なき道を5泊6日野宿してやっと辿り着ける場所。
そこには、5~6000年前に描かれた牛やキリンなどの草食動物が描かれえた壁画が残されており牧畜をして生活していた証なんだそうです。その壁画からかつては緑豊かな大地だったことがわかるそうです。
また、4000年前の壁画もあり、そこには馬が描かれているそうです。その時代には馬が走れるほど樹木が少なくなり大地が乾燥しはじめたことがわかるそうです。
さらに2000年前の壁画にはラクダの壁画が描かれていて砂漠化が進んだ事がわかる。その後、壁画は描かれていないので、砂漠化が進み人がいなくなったことがわかるそうです。
このように壁画は文字の無い時代の生活の記録を残すコミュニケーションの一つだったんだそうです。